2009年06月16日

鳩山大臣辞任についての世間認識と自分の認識のギャップ

自民党・鳩山邦夫氏が総務大臣を辞めたニュースを聞いたときに、自分が思ったことと、その後の世論にズレがあるような気がして仕方がない。

まず、僕自身の率直な気持ちをまとめよう。
  • 「かんぽの宿」を売っぱらうのを無理矢理止めたけれど、その後、経営改善したとか聞かないし、どうせできないだろうし、この後、どうするのだろうか?
  • いろいろな発言が軽い大臣だったけど、頭とってもいいっていう話なんだよなぁ。学校の成績がいいのと頭がいいのは、基準が違う代表的な例だよなぁ。
  • TVも面白い人がやめてからかうことができなくなったから、ネタになるひとを改めて探さないとなぁ。リップサービスが過ぎる人という認識で良かったのかなぁ。
だから、「辞めて良かった」と思ったのです。小泉首相のときに「劇場型政治」とか言われていましたが、それを今でも引っ張っていた「おかしなおじさん」がついに辞めたんだなぁ、と。

なんか、麻生首相が決断力がない、とか言われているのですが、よっぽど、彼を最後までかばっていて、かわいそうな気持ちです。鳩山大臣から民衆迎合型の発言をうまくとりだしていたのはマスコミだと思うんですよね。どっちかというと、特に事前に検討していない発言を、おもしろおかしく取り上げて、世間はみんな鳩山大臣の味方ですよ、みたいな感じにもり立てているような…。

「かんぽの宿」の売却問題について、できるかぎり分かりやすくまとめようと思ったのだけど、貞子ちゃんのサイトにまかせます。

貞子ちゃんの連れ連れ日記 〜資産形成・マクロ経済 de あそぼ♪〜
「祝!鳩山邦夫氏辞任&鳩山邸写真公開&郵政から流れる特殊法人への無駄金の現実。」
http://angel.ap.teacup.com/newsadakoblog/1342.html

まぁ、僕の意見で言えば、赤字続きの「かんぽの宿」に対して、「経営改善」「現状のまま売却」「潰してから売却」しかないと思うのです。で、「経営改善」が期待できるのか?というと、それは難しいという判断なんでしょ? これは世間も同じなんですよね?

だったら、「現状のまま売却」か「潰してから売却」しかないんですよね。

リストラするのが嫌ならば、「現状のまま売却」ですよね。で、買った人にリストラしてもらう。元々は、解雇禁止条項が付いていたようなので、いろいろと工夫しないと黒字化はできなかったでしょうね。
で、このまま、赤字が続けば、自然に「潰してから売却」になりますよね。それを選んだ、という風な認識でいいのですかね?

「かんぽの宿」が誰の持ち物なのか、ってことも重要なのでしょうが、そこで発生する赤字は誰かが埋め合わせしないといけないということ。それが税金原資なのか、民間会社になった日本郵政の原資なのか、ってことで。

税金原資で、ムダ金投入しているのだったら、即刻潰せばよい。
日本郵政の原資で赤字に補填しているのだったら、株主である日本国政府は、業績を悪くする原因なので、その事業を止めさせるべき。

結果的に「売る」か「潰す」しかない。それもできるだけ早く。それをぐずぐずしている方が問題なのでは?ぐずぐずさせた鳩山大臣を更迭させるのは当然なんじゃないのか? 今はスピードが重要なんだし。

ねぇ、そういう僕の認識って何かおかしいの? なんで、世間は鳩山大臣を辞めさせるのはおかしい、とかいうの? マスコミの世論誘導なの?


dmatsu2005 at 17:39コメント(0)トラックバック(0) 
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