ダーバン

2008年06月05日

南アフリカ訪問 その11

2008.01.25
 昨日は、病院で皆様にご迷惑をおかけしてしまいましたが、脚は痛いものの、とりあえず帰れる、ということでひとまず安心。
 今回のミーティング内容の覚書にサインして終了です。
 ダーバン→ヨハネスブルグ→香港→成田と計19時間のフライトです。ちなみに時差が7時間あるので、それを考慮すると26時間かかるわけでして、乗り換えも含めると、25日の13:55にダーバンを発って、26日の20:15に成田着というコースです。
 Doctorには、飛行機に乗って帰るなら、とにかく水を取って、脚を動かせ、と。できる限り、機内でも動き回っていろ、という話をされましたので、飛行機のエコノミークラスのゾーンをくるくる往復していました。



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2008年06月04日

南アフリカ訪問 その10

 実は、こちらについてから2日目の夜、ベッドの上で右脚がつった感じがしました。普段、つったときには、その後、そうっと足を伸ばしていかないと痛くてどうにもならないのですが、今回はそうでもなく、ある程度したら、そのまま歩けるくらいの痛みだったんです。
 しかし、翌日からどうも右脚が痛い。変な話で歩いていると痛くないのだけれど、長時間座っていると痛いというおかしな話。加えて、夜に部屋に戻って、靴下を脱ごうとするとわかるのですが、ひどい浮腫みがあります。明らかに靴下はここまで履いていたんだなってのがわかるくらい、しっかりとむくんでいます。
 どうしたのだろう?と、足の付け根の方を見ると、虫さされに似た跡を発見。なんか、アフリカにまで来て、変な虫に刺されて、足が浮腫んでいるというのは、非常に嫌な感じ。しかも痛みはひかないし。
 いろいろと考えた末、ショッピングセンターに行くのはキャンセルして、病院に行くことにしました。海外で病院にかかるのは初めての体験です。
 ダーバンのCITY HOSPITALという病院に向かいます。先に受付で症状を聞かれて、その後R400払ってから診察が受けられるのですね。非常に面白い仕組みに感じました。
 時間も時間だったせいか、Doctorがなかなか来ませんが、診察がやっとはじまり、一緒に付き添ってくださった方が症状を訳してくれます。自分ひとりだと、筆談になってしまうところでしたが、なんとか症状を伝えて、虫に刺された、と一生懸命言いましたが、「これは虫刺されが原因ではなくて、右脚内の血流の障害だ(You have a trouble in your leg blood line.っていった気がする)」と診断されます。え?虫刺されじゃないの?という話なのですが、専門医を呼ぶから待っていろという話になります。しかし、もうそこで、2時間以上経っていますし、面倒くさいのと、専門医の診察を受けると高い(R1200って言われたし)というのもありますが、何というのかな、「明日帰れなくなる気がする」という予感がありまして、意地でも帰ると伝えます。そうすると、医者が「治療拒否の文書にサインしなければ帰さない」という話になりまして、Refusal of Hospital Treatment(治療拒否)という書類にサインをして帰ります。医療訴訟に発展するとまずいからなのでしょうけれども、こういうところがしっかりしているな、と感心します。
 そのときのDoctorには日本に帰ったら、何科にかかればいいのか?と尋ねたら、
・Family Doctor
・Physician
と書いてくれました。でも、これは「かかりつけ医」か「内科」ってことですよね。本当にそれでいいのか?と心配になります。日本に戻ったら、それは病院に行って相談しようと深く考えませんでした。
 結果的に言いますと、日本に帰って来てから「右脚ヒラメ筋血栓症」という、つまり、エコノミークラス症候群だったという診断を受けました。脚の中の血管が詰まってしまっているということです。
 飛行機の中で酒を飲んで寝る→肝臓がアルコール分解する→分解には水分が必要なので、体内の水分がどんどん失われる→血液ドロドロ状態の上、椅子で寝てしまっていて身体を動かさないから、脚に血液が溜まる→血栓ができてしまう、という理論です。もともと太っているから、血栓ができやすい上に、ちゃんと身体を動かしていない、水分補給をしない、というのが原因です。
 で、わかったことですが、この症状になったときには、1・2週間は、安静にしていなければいけないようです。というのも、血栓ができて、しばらくの間は、その血栓が血管壁から剥がれて、どこかに飛んでしまう可能性が高く、それが肺やら、心臓やら、脳に飛んでしまうと、すぐに命にかかわる症状になってしまうから、ということですね。
 やっぱり、あのとき専門医の診察を受けていたら、すぐに帰れなかったようです。危ない危ない、ってどっちが危ないのか…。ちなみに、旅行保険に入っていたので、入院してもお金の心配はなかったのですけれどね。日本での治療費も全額保険でまかなってもらえますし。
 結局何科にかかっていたか、といいますと「心臓血管外科」(@前橋赤十字病院)です。僕の場合は外科的な治療はありませんでしたけれども。この後、5月下旬までずっとワーファリンという薬を飲んでおりました。このワーファリンという薬は、納豆を食べてはいけない薬でして、納豆を食べる頻度が高い自分には非常に辛い4か月間でした。そういうわけで、今度から長時間飛行機に乗る時には、ちゃんと水分を取って、動き回るようにします。



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2008年05月11日

南アフリカ訪問 その8

2008.01.23

 今日は、最初にヘリコプターに乗せてくれるそうです。実はどうしてヘリに乗せてくれるか理解していなかったので、それが後から問題になるのですが、とりあえず、喜んでヘリに乗ります。

ヘリコプター外観 ヘリコプター内部

 海沿いを飛んでいくので、海岸線の写真が撮れました。これは自分でもうまく撮れたと思っている写真。

海岸線 プール付きの家ばかり

 よく見てもらうと、各家にプールが付いていることがわかります。この辺は高級住宅街&別荘地ってことなんでしょうかね?
 ダーバンでは新空港を建設中でして、その予定地に飛んでいきます。実は、ここまでの車の手段があまり良くないために、上空から見学してくださいってことだったんですね。

新空港予定地

 さて、この後はミーティングです。ビル群が都会っぽいですよね。

ビル群 プレゼン資料

で、ミーティングをしていくうちに、新空港の中の用地が新工場にどうだろうか、という話になっていくわけです。そこで、僕は空輸だと輸送費が高いからダメだ、と、基本的にパーツは船便だというような話をすると、何やら空気が変わってきました。
 というのも、ヘリに乗せてくれていたのは、この空港内への用地を貸すことを業務にしている会社だったようで、一気にテンションが覚めてしまった様子。事前に説明してもらえてなかったので、話がおかしなことになってしまったようなのですね。
 さて、そういうわけで、この後のミーティングについても、全て内容変更。もう少し、プロジェクトメンバー内部(つまり日本側と南アフリカ側)での話合いをもたないとまずいってことになったわけです。
 内部で事前に十分なミーティングを行う、それが当たり前なのですけれども、今回はとにかく色々な人に会う、というようなスケジュールを組んでしまっていたようで、それぞれの思惑がずれてしまっていたわけです。で、14時から18時まで、ビジネスモデルについてきっちりミーティング。明日の朝までの宿題も出て、これまでの前提条件について改めて再試算を行うこととなりました。
 今回は分量も少なめなので、気が付いた点と昼食の写真を付けておきましょう。

全部緑の屋根 エリアごとに屋根の色が分かれている

 ヘリから住宅街を見ていた時に気が付いたのですが、もちろん、そうでないところもあるのですが、屋根の色がすべて統一されていることが非常に多いんですね。これは、そのエリアの住宅販売会社が揃えるんだと思うのですが、日本ではあまり見ない光景なので、おもしろかったので写真を撮っておきました。

ミリオネラーズ・パスタ

 もう一つは、料理の分量。タバコの箱を見て、大きさを推測してください。これで一人前です。しかも安い。Millionaire’s Pastaって名前だったと思います。シーフードにキャビアまでついて、でも日本円で850円くらい。しかしながら、とてもじゃないけれど食べきれませんでした。ま、その前の空気が非常に気まずかったので食欲が失せていたのかもしれませんが。食べきれなくて悔しいので、食べ残しも写真を撮っておきました。

パスタ食べきれず

 しかし、ヘリコプターに乗れていい一日でした(連れて行ってくれた方には悪いけれど)。この経験で、お金を貯めて、ヘリコプターが欲しいと強く考え始めている自分がいます。





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2008年05月09日

南アフリカ訪問 その6

2008.01.22

 ダーバン(Durban)というのは、クワズール・ナタール(KwaZulu-Natal)州の都市のひとつで、州都はピーターマリッツバーグ(Pietermaritzburg)とのこと。ただ、ダーバンは南アフリカでの最大の都市で、また同時に最大の港を持つ都市なんだそうです。昔からここを拠点に貿易が盛んにおこなわれていたそうで、特にインドとの貿易が盛んだったようです。ですので、インドからの移民も非常に多いようでして、インド系の方が非常に多い街に感じます。
 今日はまず、州の経済大臣に会いに行きます。ブレックファストミーティングなのですが、州都のピーターマリッツバーグへ移動。
 簡単な自己紹介と我々のミッションについてプレゼンをして、大臣のお話を聞きます。
 今回のPC製造工場を作るプランは非常に興味深いテーマであるとのこと。ICTが世界に比べてアフリカが遅れているので、実際に経験を積み、技術を発展させていかなければならないので、この分野に対して重点的に投資を行っていく方針であり、中央政府・地方政府、そして各官公庁が一緒になってサポートしていかなければならない。また、このプランが進んで、輸出産業になれれば、非常にありがたいと考えているということをおっしゃっていました。
 ここで、朝食をいただきまして、次にSITA(State Information Technology Agency)に向かいます。連絡の手違いからか、本来はピーターマリッツバーグでミーティング予定でしたが、先方はダーバンで会うというつもりになってしまっており、またダーバンへ移動。
SITAというのは、各官公庁のIT部署が集まって庁になったところで、各省庁のITに関すること、特に購買の手助けを行う政府機関です。最近は、民間と官公庁の間を取り持つコンサルティング業務が増えてきているということでした。
 つまり、会社ができたらSITAに登録して、入札に参加してくれっていうことですが、マーケティングに関するミーティングを中心に行いました。



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2008年05月08日

南アフリカ訪問 その5

 空港からSouth African Airwaysで移動です。国内便でもサンドイッチといった軽食が出るところが海外って感じですね。国内で、よく、お腹をすかせて飛行機に乗るので、お金を払ってもいいから軽食を出してくれって思うことしきり。おにぎりとか食べたい時があるんだけどな。ANAプレミアムシートに乗れば出るのだけれど、そのために7,350円の追加料金は払えないし。
ダーバン空港その1 ダーバン空港その2

 ダーバンに着くと、そこは完全に夏。暑い!ヨハネスブルグは雨模様だったので、そこそこ暑さは抑えられていたのですが、ダーバンは完全に夏。日差しも痛いくらい。
コンドーム配布BOX

 ところで、HIVキャリアが非常に多いとされている南アフリカでは公共施設のトイレにはコンドームを配っている箱が付いているのですが、どこにも入っていませんでした。あったら、1個もらってくるのに。
FIFAW杯まであと○○日

 空港の外には2010年のFIFAワールドカップ開幕までのカウントダウン看板がありました。

ダーバン市内・車窓から・その1 ダーバン市内・車窓から・その2

ダーバン市内・車窓から・その3 ダーバン市内・車窓から・その4

 空港からは車で迎えに来てもらっていましたので、ダーバン市内を見ながら移動です。やはり、南アフリカ最大の都市ダーバンは、非常に活気があって、またビルもじゃんじゃん建っています。

SouthernSun Elangeni・全景 SouthernSun Elangeni SouthernSun Elangeni・入口

 今度のホテル、系列は一緒ですが、Southern Sun Elangeniです。ちなみにElangeniってのは「太陽」という意味のZulu語だそうです。 ここでの滞在は比較的長い4泊5日間です。1泊 ZAR1,100くらい(日本円で18,000円くらい)でした。10階の部屋だったので、とても眺めがいい。
ホテルの窓から・その1 ホテルの窓から・その2

僕はサーフィンをやらないのでよく分からないのですが、ダーバンの波は世界大会も開かれる非常にいい波なんだそうで、世界中からダーバンにサーフィンしに来るそうです。
 このホテルには1階に「Daruma」という日本食レストランが入っています。板前さんも日本人です。
Daruma・その1 Daruma・その2 Daruma・その3

 このレストランで今日は夕食です。今回は鉄板焼きで、コース料理を選びました。俗にいう「カリフォルニアロール」みたいな、「ダーバン巻き」「ヨハネスブルグ巻き」「ケープタウン巻き」がありましたので、そちらもオーダー。
Daruma・海苔巻

アサヒビールを選べるところが面白いかな。焼酎・日本酒も飲めます。
 3時間くらい、いろいろと話をして本日は終了です。明日も朝からミーティングが入っていますので、早く寝ましょう。

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アロハ

痩せないと死ぬよっていう宣告を受けてしまったので、ダイエットに目覚めたプログラマー(約95kg)

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